全国のパパさんママさん。お子さんの虫取りを応援してあげていますか?
虫が苦手でやめてくれ~と思いながら遠目で見ている方も少なくないと思います。しかし、この記事を見た後には、お子さんの虫取りを心から応援できるようになっていることと思います。
さて、虫取りが子供を天才脳にするという噂がネットで散見されています。どうやら虫取りは、子供の脳の発育や運動神経など、様々なところに影響や効果があるようなのです。
たしかに、うちの虫取りが苦手な6才の長男より、虫取りが大好きな5才の次男の方が、なにかとセンスが良いです(笑)
昆虫採集をすることで一体どのような変化があるのでしょうか。調べていると、虫取りがもたらす子供への影響や効果がたくさんわかりました!
早速、結論から申し上げますと、
たかが虫取りと侮ってはいけません。昆虫採集をすれば天才になります!…と、断言とまではいきませんが、天才脳に育つためのとても効率の良いお手伝いとなるのです。
虫取りにはすごい効果があります。虫取りがなぜ、天才脳を作り上げるのかまとめましたので、ちょっとだけでもお付き合いいただけたら嬉しいです。
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昆虫採集は天才脳に育つための究極のサプリメントです
昆虫採集が天才脳に育つためのサプリメントになる。
色々調べていると虫取りは多方面に影響や効果があり、子供の為になる興味深い内容がたくさん見つかりました!
前置きとして知っていてほしいことを少しばかり紹介します。
東大生による個別オンライン授業はこちら脳には発達のフェーズ存在する
はじめに、パパさんママさんにぜひ知っていてほしいことです!
脳には発達のフェーズが存在するということです。
こちらをご覧ください。
生後~6カ月頃 | 原始的な感覚の発達 |
6カ月〜2才頃 | 母国語を習得 |
2才〜4才頃 | 知的好奇心の発達 |
3才〜5才頃 | 運動領域の発達 |
この表からわかるように、2才~4才頃に知的好奇心の発達。
3才~5才頃には運動領域の発達のフェーズとなっています。
これらの発達フェーズを逃すと二度と来ないと言われていますので、それぞれのフェーズに合わせた経験をさせておくことが重要だと言えます。
公園によく遊びに行くようになるこの時期に虫取りをすることは、知的好奇心の発達と運動領域の発達させるためにとても効率的だということです。
幼少期に自然体験が多いと最終学歴が高い傾向にある
武蔵野学院大学の福田直教授の調査によると、幼少期までの虫取りを含む自然体験活動があると分類されたグループの方が、「積極性」「責任感」「自然への関心」「協調性」が高いことがわかっています。
また、国立青少年振興機構の調査によると、幼少期に虫取りを含む自然体験活動した者の方が、最終学歴が高いという分析結果も出ています。
虫好きな著名人
まずは参考までに、虫好きな著名人を例に挙げてみましょう。
哀川翔さん、中村俊介さん、寺門ジモンさん、やくみつるさん、織田裕二さん、草野マサムネさん、的場浩司さん、香川照之さんと、芸能人で虫好きな方は数知れず。
また、作家で解剖学者である養老孟司さんや、脳科学者の茂木健一郎さん。ノーベル化学賞を受賞した福井謙一氏なども虫好きとして有名ではありますね。
このように、虫取り好きの人には芸能界や学問の分野でもご活躍されている方が多いのです。
昆虫採集が天才脳にすると言われる根拠
昆虫採集が天才脳へ導くと言われるその根拠は一体どのようなものなのでしょうか。
虫取りがもたらす子供への効果を調べてみました!
五感の刺激
虫取りは、脳の発育に欠かせない要素である「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」の五感を駆使します。
ただ、虫を捕まえるというシンプルかつハードルの低い遊びではありますが、五感が刺激されて脳の発達にとても効果的なのです。お子さんと一緒に過ごしながら楽しく効率良く脳を発達させることができます。
運動神経の向上
虫を捕まえるために、走ったり飛んだり網を素早く振り回したりします。
木に止まっている虫にはそ~っと近づき網をサッと出す。飛び回っている虫には網を持ちながら全力で走り回ります。どのように動けば上手くいくのかを、感覚として体が覚えていきます。
また、運動神経が伸びる黄金期は12歳頃までと言われていますので、小学生までにたくさん体を動かしてくことが大切です。
探求心の向上
好きなことへの欲求は学びのセンサーがぐっと上がります。
『この虫の名前はなんて言うんだろう?』『幼虫の時はどこにいるんだろう?』『どうすれば捕まえられるかな?』このように、いろんな角度から子供の探求心がくすぐられます。
子供は大人が見逃してしまうようなところまで本当によく観察しています。そして覚える力もすごいです。この探求心をを満たしてくれる虫取りは、お子さんの気づきのアンテナを増やしてくれることでしょう。
勝手に行われるPDCAサイクル
これは本当にすごいです。クワガタ採集とセミ取りが大好きなうちの子を見ていて、ちゃんとできているのがよくわかります。我が家の昨年のクワガタ採集を例にしてみてみます。
P(Plan…計画)
昆虫図鑑で見てみると6月には色々な種類のクワガタ達が活動することがわかります。場所については、ネットで調べたり知人からの話をもとにポイントAを選定します。
時期…6月
時間…昼
場所…ポイントA
D(Do…実行)
6月のお昼にポイントAに探しに行きます。
しかし、行ってみたもののどの木を探していいかわからず手あたり次第くまなく散策し、疲れていしまいます。結果、クワガタを見つけることはできませんでした。
C(Check…評価)
お昼にポイントAで敷地の8割程度探したがクワガタを見つけることはできませんでした。
要因としては、木の種類がたくさんあり、クワガタが好む木がどれかわらず時間がかかってしまう。クワガタは夜行性なので昼には見つかりにくい。そもそもポイントが良くなかったかも。などが挙げられます。
6月のお昼に敷地の8割程度探して見つからないなら、クワガタが採れる場所としては少し見劣りするような場所です。場所も変える必要がありそうです。
A(Action…改善)
じゃあ、探しに行く時間を夜にして、ポイントBに行けばクワガタいるんじゃない!?と、息子達は自分たちで考えてここまでたどり着きました。それとクヌギやコナラ、アラカシなど木の画像をスマホに保存して確認できるようにしておきます。
そして、実際に夜にポイントBにてノコギリクワガタを見つけることができたのです。
このように、子供だけの力で勝手にPDCAサイクルを回せているのです。物事を理屈として捉え、論理的に考えられる力が備わっていくのです。
私は、息子たちがこれができていると気づいたとき、子供の好きを伸ばしてあげることはとても大事なんだと強く感じました。
問題解決能力が身に付く
前項で書きましたように、子供たちはPDCAサイクルを回せるようになりました。
これは虫取りに限ったことではなく、他ごとでも何か問題が起きた時に対応できる能力として立派に機能します。
結果として問題解決能力が身付くということです。将来、困難に立ち向かうことのできる、主体性のある人間に育ってくれることでしょう。
成功体験を手軽にかつ数をこなせる
成功体験は自己肯定感や自信を深めるためにとても重要な要素です。
筆者はこれが一番大きいのではないかと考えています。
成功体験が多い子供は失敗を恐れません。物事をポジティブに捉え、前向きに挑戦する心が備わっています。
また、コミュニケーション能力が高い子が多く、クラスの人気者になったり、自然に良好な人間関係を築き上げることができます。
まとめ
虫取りは、子供にとって大切な要素がたくさん組み込まれていることがわかりました。
結論として、少し大袈裟に聞こえてしまいますが、天才脳を作り上げることも可能に思えます!
今、お子さんが虫取りに夢中になっているのであれば、全力で応援してあげてください。虫が苦手なパパさんママさんでしたら、どうか温かく見守ってあげてください。きっとお子さんの為になります。そして一緒に体験して、肯定して、たくさん褒めてあげてください。パパであれば、お子さんと過ごせる時間は一生のうちの約3年4カ月しかありません。素敵な思い出を作っていきましょう。
虫取りの効果について、ポイントをまとめてみました。
- 脳の発達に必要な五感を刺激してくれる
- 運動神経の向上
- 探求心の向上
- 問題解決能力が身に付く
- 成功体験がポジティブに働きかける
控えめに言っても最高な効果しかありません。これらの効果を意識しながらお子さんの様子を見ていると面白いですよ。どんどん成長しているのがよくわかります。得意なこと、苦手なことも見えてきます。自分でやろうとするのか、手を差し伸べてほしいのか。温かい目で見守りながら、私達も子供と一緒に成長してきましょう!
ではまた!
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