あなたが働く職場に「嫌な人」はいませんか?
喋りたくもない、顔も見たくない。考えるだけで嫌になる。
こんな毎日が続くとなると憂鬱になりますよね。
人生は長いようで短いです。嫌な人の存在で頭を悩ませている時間はありません。
しかし、職場となると業務の都合上どうしても関わらなければいけないこともあるでしょう。
あるアンケートによると、職場に嫌な人がいると答えた割合は7割以上にも及ぶそうです。
ストレスをいつまでも抱える
そのリスクはとても大きいです。
働いている7割もの人達が同じ悩みを抱えているのですね。
誰にでも簡単にできる職場の嫌な人への5つの対処法はこちらです。
- 関わりを避けて通る
- 良好な関係の人と接する
- 心の中では俯瞰の目で見る
- 直属の上司や人事に相談をする
- どうしても無理なら物理的に距離をとる
相手にしてもらうことは何一つとしてありません。
この5つの対処法を行うことで、嫌な人へのストレスを軽減することができます。
この状況に対して何もしないリスクも併せて、それぞれの対処法について詳しく見ていきましょう。
現状維持に対するリスク
職場に嫌な人がいてストレスがあるが、何も対策を取らないとどうなるのでしょうか。
今後のキャリアや、
人生にも影響を及ぼします。
まずは、現状維持に対する大きなリスクを、簡潔に3つにまとめてみました。
- ストレスが持続する
- 自分も嫌な人になる
- 何もできなくなる
極論を言うと、最終的に「何もできなくなる」というところまで発展してしまいます。
各項目について見てみましょう。
ストレスが持続する
まずは単純に、今あるストレスがこれからも持続します。
あなたが今25歳であれば、約40年持続します。
あなたが今35歳であれば、約30年持続します。
(以下略)
※2025年4月からの『65歳までの雇用確保』が義務付けられました。
これにより、企業は2025年4月までに「65歳までの定年延長」「65歳までの継続雇用制度」「定年の廃止」のいずれかを取り入れることになります。
嫌な人が何歳か、または定年まで在社しているかにもよりますが、大まかにはあなたが今の職場に勤めている限りこのストレスは持続すると考えていいでしょう。
人は年齢が上がるにつれて、人間としてより個性が仕上がっていきます。
つまり、あなたにとって嫌な人も、時間と共に個性がより強く出てくるということです。
自分のことを客観的に見て、素直に改善できるほど人間はできていないのです。
定年まで残りの時間、積もりゆくストレスに押し潰されていくことでしょう。
仕事により鬱っぽくなってしまった私の知人は、今は職場を変えて身も心も心機一転、生き生きと暮らしています。
私自身も人による妬みや嫉妬、恨み辛みを幾度となく目の当たりにしてきました。
私は常に俯瞰で見て中立の立場であったので、そのたびに、双方の意見を聞き白黒つけることなく改善に導いてきました。
一体なんのために働いてるのかわからなくなっていましたね。もはや人間関係を取り繕うことが業務になっていたのです。
それと、会社の体制的に出世することが不可能なことと、これ以上の自分自身と会社の成長が見込めないことを悟り退社に至りました。
会社が悪いから仕方ない。
環境が悪いから仕方ない。
人間関係が悪いから仕方ない。
その会社を作り上げたのは誰なのか。
その環境を作り上げたのは誰なのか。
その人間関係を作り上げたのは誰なのか。
勝手にできたわけではありません。
長い時間をかけて『人』によって作り上げられたものなのです。
その環境が、あなたの望むように改善されると思いますか?
代わりの仕事なんていくらでもあります。
しかし、あなたの代わりはいないのです。
あなたを救えるのはあなたしかいないのです。
『毎日、嫌な思いをしながら生きていく』
これがあなたの望んでいる生き方でしょうか?
答えはあなたの頭の中にあるはずです。
自分も嫌な人になる
嫌な人からのストレスを受けていると、その影響により自分も嫌な人になってしまいます。
あなたが嫌な人と一緒に過ごしたり、同じ環境下にいると嫌でもネガティブな情報が入ってきます。
気にしないようにすること、それは気にしていることと同義です。忘れてしまうほど根から絶やす必要があります
何をしているのか。
何をしてくるのか。
どのように仕掛けてくるのか。
あなたのことを、あの手この手で苦しめてきます。
まさかと思うような切り口のことだってあるでしょう。
知りたくもなかった新たな手口で仕掛けられると、こんなやり方もあるのかと変な知識までついてしまいます。
負の感情、負の行動意欲の導線が作られてしまうのです。
この症状の末期としては『犯罪』となることでしょう。
手遅れになる前に自身の更生をしなければなりません。
やってみると本当にその通りで
驚きました(笑)
あなたがよく関わる周りの5人の人物を思い出してみてください。
思い出した5人の平均の人物像をイメージしてください。
そのイメージした人物像が『あなた』になるのです。
『自分の周りの5人を平均すると自分になる』
これはアメリカの有名な起業家ジム・ローンの言葉です。
人間関係が自己形成に大きく関わると説いています。
人間は、自然と関わる人に似てきてしまうということですね。
わかりやすい言葉で言うと『類は友を呼ぶ』ということでしょう。
何もできなくなる
何もできなくなる。
少し大袈裟に聞こえるかもしれませんが、可能性は大いにあります。
前項の『ストレスが持続する』『自分も嫌な人になる』この2つが重なり、この環境がしばらく続くと気づいた時には自己肯定感がぐっと下がっています。
自己肯定感が下がると『自分は何をしても無駄だ』という思考に切り替わってしまいます。
思い返してみてください。子供の頃や学生の頃。遊びに恋愛、新しいことにチャレンジする時。ワクワクして胸が躍っていたことでしょう。
上手に生きている人は、大人になった今でも常日頃から胸を躍らせています。
何をするにもワクワクしてどんな状況も楽しんでいます。いつも笑顔でとても健康的です。
そんな心を持って生きていたいと思いませんか?
嫌な人への5つの対処法
さて、ここからが本題です。
相手を変えずに、自分でできる嫌な人への5つの対処法をそれぞれ紐解いていきましょう。
関わりを避けて通る
自ら接触する機会を減らして、土俵に立つ回数を少なくしていく方法です。
- 嫌な人が視界に入らないような導線を選ぶ
- 代替できる人がいるならその人に頼む
- ランチや帰社後は自分軸で動く
嫌な人と関わりを避けて通ることができるのであれば、可能な限り避けて行動しましょう。
一時的な対処法ではありますが、
これが一番手っ取り早く気軽にできる対処法です。
良好な関係の人と接する
あなたと良好な関係の人と、より深く接することで、あちらから接触をされにくい環境を作る方法です。
良好な関係な人をAさんとします。
- 帰社後のAさんと交流してみる
- Aさんと共通の話題を作る
良好な関係の人とより深く付き合うことで、嫌な人のことが頭から離れていきます。
味方と同じ時間を過ごすことで、悩みを小さく感じさせる効果もあります。
一部の人と深く関りを持つことで
信頼が生まれます。
心の中では俯瞰の目で見る
仕事の都合や要件によって、どうしても接触しなければいけない時が来ます。
接触してしまうタイミングが来たら、漫才かコントでも始まったと、この状況を俯瞰に見てみましょう。
『コント、マウント取り』と心の中で呟いてみましょう。
この状況がとても面白くなってきますよ(笑)
『俯瞰に見ること』が上手にできるようになると、だんだん面白くなってきますよ♪
この方法に慣れてくると、逆に接触したくなる日が来るなんてことも…。
自分の中で処理できてしまえば
あとは聞き流せばOKです♪
直属の上司や人事に相談をする
直属の上司や人事に相談をすることで、場合によっては大きな効果が得られます。
- あの人といると誰の悪口ばかりです
- 周りもあの人の存在に疲れきっています
- あの人の発言でいつもネガティブな空気が流れます
など。一度、直属の上司や人事に相談してみてください。
もしかしたら、同じ内容の相談を何件か受けているかもしれません。
そうであれば『嫌な人』が異動に繋がる可能性も十分にあります。
会社として不利益と評価されれば然るべき対応をされることでしょう。
影響が大きければ会社としても
見過ごすわけにはいかないのです。
どうしても無理なら自ら物理的に距離をとる
上記3点を実行しても上手く解消されない場合や、我慢しがたいようであれば、自ら身を引くことも考えるべきです。
- 異動希望を申し出る
- 離職する
異動希望や離職となると少し大袈裟に聞こえますが、長い目で見れば適切な判断と言えるでしょう。
考えているうちに
人生の大半が終わってしまいます!
まとめ
極論を言ってしまえば、実は異動をしても転職をしても嫌な人は出てきます。
あなたを取り巻く環境の10人に1人は気の合わない人が必ず存在してしまうのです。
人間は不思議なもので1割は嫌いと思う人を作り出してしまうのです。
しかし、現状が耐え難いものであるのならば、未来を良くするために今、動かなくてはなりません。
行動しなかった場合のリスクと向き合うことで、このままではいけないと自分自身に警鐘を鳴らすのです。
そして明るい未来を想像してみましょう。
ワクワクして胸の高鳴る方が、あなたにとっての正解ではないでしょうか。
目の前のリアルに対して今すぐできる対策を取ってみてください。
何でも試してみましょう。
それで改善されればそれで良しではないでしょうか。
思っているより人生は短いです。時間の流れもとても早いです。
『あの時こうしていれば…』
なんて、後悔してからでは遅いですよね。
悔いのない人生を送りましょう♪
ではまた!
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